職人の魂-こころ- 石垣 多利松(宮城県愛子出身)
燻し銀の技が冴える 巧みの中の匠
ビスを1本打つにも、板の表面を少し削ってからそこに打ち込む。そうすることで抜けにくくするのだという。
施主様にいい家を渡したい。ひたすらそれだけを思って、手間をかけることを決して惜しまない、職人ならではの仕事である。
長年の現場経験で培われたこうした技や姿勢を、若い職人たちにも伝えてほしいと、家作りに関わる多くの人が望んでいる。
反対したにも拘らず、息子が今同じ現場に立つ。いつかは二人で1棟の家を建ててみたい。いつしかそう思うようになった。
匠の技と心は、間違いなく受け継がれていくことだろう。