職人の魂-こころ- 和知 秀幸(宮城県栗原出身)
世界にひとつだけの仕事だから いかなる現場も全力で取り組む
調湿作用のある塗り壁は、身体にやさしい家づくりを求める人たちの間で注目されている。スモリの住宅の内壁はすべて塗り壁である。
父の跡を継いで左官屋になって30年。作業を見ていたら、あれよあれよという間に部屋の壁一面がきれいに仕上げられていった。なんとも手早い。
「経験を積めば誰でもちゃんと塗れるようになる。最終的にはセンスだね」。
同じ仕様書を元に作業をしても、刷毛目や模様の付け方など、職人によって仕上がりはちがう。"白い塗り壁"と言葉では一括りに表現されても、同じものは決してないのだ。
そこが手作業の魅力なのだと、楽しそうに話す。だからこそ、1棟1棟大事に仕上げているのだとも。