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最近の大規模火災における延焼要因について

投稿日:2017年06月27日

今年6月14日、イギリス・ロンドンの高層マンションで大規模火災が発生し、日本でも大きな話題となりました。瞬く間に建物全体に火がまわった原因として、昨年の改修工事の際に取り付けられた、安価で耐火性が低い外壁材・断熱材の可能性が示唆されています。

また、6月20日には東京・江東区で解体中の物流センターから火が出て、こちらも大規模な火災となりました。この火災の原因は、鉄骨をバーナーで切断した際に出た火花がウレタン製の断熱材に飛び移ったことといわれています。
これらの事例では、出火元の近くに燃えやすい外壁材や断熱材があり、これらに燃え移ったことで火災の規模が大きくなったと考えられます。

スモリの家では、すべてを奪う火災から大切な住まいを守るために、さまざまな工夫で「より燃えにくい家づくり」に取り組んでいます。外壁材には、高耐火性のレンガタイルを標準採用しています。この外壁に800℃の火炎を30分放射する実験では、外壁が燃えることもなく、室内の内側表面温度は34℃という結果が出ています。なお一般的な省令耐火構造住宅で同条件の実験を行うと、室内の内側表面温度は125℃でした。

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また外壁と内壁の間には、スモリオリジナルの構造パネル「銀我パネル」を採用しています。これは、厚さ20㎝の木材繊維を7㎜に圧縮したMDF合板をアルミフィルムでくるんだ、非常に強度の高い板のことです。高密度の合板とアルミフィルムで構成された銀我パネルは大変火に強く、これを独立発泡のポリスチレン系断熱材と組み合わせることで「より燃えにくい家」を実現しています。

さらに、スモリの家では現在、「燃えない断熱材」を開発中です。今後この燃えない技術を建材やカーテンなどにも応用し、燃えにくくすることによって、健康でありながら100年住める家づくりを目指してまいります。

社長 須森 明 の想い

低炭素杯2016ファイナリストに選ばれました。

社長イラスト