スモリの家は、お客様が快適に暮らせて、しかも丈夫で長持ちすることを考えて作っています。
他のメーカー・工務店等で家を建てる場合にも、ぜひ参考にしてください。
古くから木造住宅に採用され今も一般的なのが、建物の壁の下部分のみに鉄筋コンクリートを配置する布基礎です。地盤が強固な土地や、適切に改良がなされた土地であれば相性の良い基礎です。しかし地盤が弱い土地だと、地震などで基礎の一部が沈んでしまう可能性があります。また、適切な防湿処理をしないと床下内で結露やカビなどが発生したり、シロアリなどの害虫が進入したりする恐れがあります。さらに床下に換気口があることで基礎にヒビが入り、強度が弱まることがあります。
土の中にコンクリートを一部埋め込んで家の土台を支える基礎。スモリの家の標準採用は、家の壁面と底面に鉄筋コンクリートを配置するベタ基礎です。家の荷重を底面全体で支える安定した強度をはじめ、地面から湿気が上がりにくい、基礎断熱で冬も床面が暖かい、シロアリを寄せ付けないなどの特長があります。また、スモリの家は床下も計画的に換気しているので、基礎の強度を損なう床下換気口がありません。基礎は工事が完了すると、ベタ基礎か布基礎かの見分けがつかないので、施工前に確認することが必要です。
さらに、詳しく見る第3種換気は、排気はファンなどの機械を使用し、給気は給気口などからの自然換気で行う方法です。低コストというメリットがありますが、熱交換システムとの併用ができないため、外気温の影響を受けやすく、排気による熱ロスが大きくなってしまいます。また、機械で強制的に排気している分、外より室内の気圧が低くなる「負圧」の状態となるため、壁の中や床下などから汚れた空気を取り込んでしまいます。さらに自然換気による給気のため、PM2.5や花粉などが室内に入り込んでしまう可能性があります。
機械動力を使用して、計画的に給排気を行うシステムが第1種換気です。スモリの家は、プラズマクラスター付きの換気システムを床下に取り付けています。空気清浄フィルター付きの給気口から入った外の新鮮な空気は、この機械を通って1、2階の天井を通って各部屋に送り込まれます。そして室内の汚れた空気は床面の排気口から壁の中を通り、床下に送り込まれて屋外へと排出されます。また床下の機械で排出する空気から熱を回収し、その熱で新鮮な外気を室温に近づけてから室内に届けるため、換気による熱ロスもわずか。室内だけでなく壁の中も室温の空気が循環するため、壁の中の結露を抑えやすく、断熱効果も一層高まります。
さらに、詳しく見る筋交いとは、柱と梁で形づくる長方形の対角線に入れる木材のことです。筋交いを入れることにより、地震などの力に強い構造が出来上がります。柱と梁で家を組み上げ、垂直の力には柱、水平の力には梁で抵抗し、さらに筋交いと結合金具で強度を高める工法を、在来工法(木造軸組工法)といいます。在来工法は、日本の伝統的な家づくりに近い工法です。また高温多湿な日本の自然条件に適した工法で、設計の自由度が高い点がメリットですが、施工業者によって品質にバラつきが出るというデメリットがあります。
銀我パネルとは、スモリの家が独自で開発した構造用合板です。厚さ20㎝もの木材繊維を7mmまで圧縮し、アルミフィルムでくるんだものです。これを柱と柱の間に挟み込めば、垂直・水平・斜めの力に非常に強い構造が完成します。また柱と銀我パネルを挟み込む溝には、車のフロントガラスにも用いられるゴムパッキンを採用。これが揺れの衝撃を分散・吸収するため、一層耐震性が増します。このスモリ工法で、スモリの家は特許を取得しています。なお、銀我パネルの強度は、筋交いを使った在来工法の約5倍(当社比)という実験結果が出ています。
さらに、詳しく見る断熱材は、大きく繊維系と発泡系に分かれており、現在は繊維系のグラスウールが多く採用されています。グラスウールは低コストですが湿気を含みやすく、年々効果が低下するおそれがあります。さらに断熱材の中で結露が起き、周辺の木材を腐らせる可能性もあります。また近年、住宅の躯体に直接吹き付ける連続発泡のウレタン系断熱材が人気です。優れた断熱性能を発揮する一方で、まるでスポンジのように水を吸収しやすい素材のため、結露やカビを誘発する可能性があります。また大変燃えやすく、近年の大火事の原因のひとつと考えられています。
スモリの家の断熱材はポリスチレン製で、完全に独立した微細な気泡で構成されています。気泡が独立しているため、伝導・放射・対流という、熱移動の3要素を小さく抑えることができます。そのため、外気温の影響をやわらげ室内の温度を一定に保つ、優れた断熱性能を発揮します。他の発泡系断熱材や繊維系断熱材と比べて断熱性能が高いことが、実験により証明されています。また、この断熱材を使用したスモリの家の熱損失係数(Q値)は1.6程度。国の基準である2.4を大きく下回り、熱が逃げにくい家であることを示しています。
さらに、詳しく見る一般的に、木材は50~200%の水分を含んでおり、乾燥が不十分だと後から割れや反りが生じて強度が落ちてしまいます。それを防ぐために、JASの規格では、構造材や造作材に使われる木材の含水率は、20%以下が望ましいとしています。しかし中には、乾燥材を使用せずに家を建てる業者も。木材がしっかり乾燥されていないと、構造に狂いが生じるだけでなく、使用環境によってはシロアリの害や腐れなどが心配されるため、確認が必要です。
スモリの家では、材料に集成材を採用しています。集成材は、良質なひき板や小角材を水平に揃えて集成接着した木材です。集成材に用いる木材は、天然乾燥と乾燥装置によって含水率15%以下まで落とし、割れや反りが生じるのを防いでいます。また使用する木材は、森林の管理や伐採が、環境や地域社会に配慮して行われているかを評価するFSCの森林認証制度で保証されたものを使用。一般的な住宅の約2倍の材料を用いることで、高強度の住まいづくりを実現しています。
さらに、詳しく見る日本の窓で最もよく使われるアルミサッシ。比較的リーズナブルで、長寿命な点が特長です。しかしアルミは熱を伝えやすく、熱伝導率は樹脂の約1,000倍といわれます。窓の断熱性が低いと、結露が発生しやすくなります。結露によって家の内部に水分が含まれると腐食菌やシロアリが発生しやすくなり、家の耐久性が損なわれます。また室内での結露はカビやダニの発生、さらにアレルギーやぜんそくの発症などの健康被害が心配です。ペアガラスで断熱性を高めても、フレームがアルミだと結露が起こる可能性があります。
明るく開放的な家づくりに欠かせない窓ですが、家の断熱性や気密性を高めるためには素材や構造に注意が必要です。スモリの家で採用しているのは、フレームの部分が樹脂製で、ガラスの間にアルゴンガス等を封入したトリプルorペアガラスのサッシです。フレームの樹脂は、断熱・遮熱・気密性に優れた素材。さらにガラスを2層または3層にして断熱性を一層高めているので、結露が発生しにくく、室内の温度を一定に保ちます。冷暖房の使用も少なくなるので、光熱費節約にもつながります。
さらに、詳しく見るLow-Eガラスに比べると、普通のガラスは遮熱性が低いため、太陽の熱を室内に取り込みやすくなります。その分、冷暖房の効率が悪くなることが懸念されます。宮城県の戸建住宅で、Low-Eガラスと一般的なガラスを採用した時の冷暖房費の差をシミュレートすると、年間約7万円もの差になるという報告があります。
Low-Eガラスとは、酸化亜鉛と銀など、特殊な金属膜をコーティングしたガラスのことです。遮熱タイプのLow-Eガラスの特長は、太陽の日射熱を50%以上カットしてくれること。夏は屋外からの熱を抑えて涼しく過ごせ、冬は室内の暖房の熱を逃さず快適に過ごせます。冷暖房の効率が良いため、光熱費カットにも貢献します。さらに、採光性を損なわずに紫外線を大幅カットできるというメリットも。室内の床や家具、家族のお肌のケアにも役立ちます。
さらに、詳しく見る屋根材の中でも一般的によく使われるのが、スレート屋根です。価格が安くバリエーションも豊富、さらに軽量のため耐震性にも優れているという特長があります。しかしデメリットもあり、スレート屋根は表面が塗装されているため、定期的なメンテナンスが必要です。そのサイクルは、7~10年程度。新築の家を建てたとしても、数年後にやってくる塗装工事のための費用を貯めておかなくてはならないという心配があります。
スモリの家は、三州(東海エリア)産の優れた陶器瓦を標準採用しています。1,000℃以上で焼成した陶器瓦は耐久性・耐火性・耐水性・耐寒性・断熱性・遮音性に優れています。表面の塗装にもこだわり、30年間美しい色を保ち続ける長寿命。1つの瓦に使用するビス釘は3本で、一般的な瓦より多い本数で止めるため、地震で瓦が落ちる心配もありません。またガルバリウム剛板を使用する場合も、表面に天然石を吹き付け、さらに30年保証をつけることで陶器瓦と同等の品質に近づけています。
さらに、詳しく見るサイディングは、建物の骨格に合わせて貼り付けていくボード型の外装材です。セメント、アルミや鋼板、木質、樹脂などさまざまな種類があり、デザインの豊富さや短期施工、低コストなどのメリットがあります。しかし、サイディングの耐用年数は7~10年といわれています。サイディングの基盤は水に弱く、定期的な塗装で防水機能を維持しなければならないからです。また木片を使ったサイディングは、中に入った木片チップが反り返るおそれがあるので事前の確認が必要です。
外壁材には、スモリオリジナルのレンガタイルを採用しています。レンガタイルのメリットは、衝撃に強く、耐火・耐水性でも申し分ない性能を発揮すること。サイディング板の下地に、熟練の職人さんが1枚1枚乾式工法で丁寧に施工していきます。スモリ独自のツメ付きレンガタイルなので地震による落下も防げ、万が一破損があった場合でも1枚から交換が可能。塗り替えの必要もなく、30年その美しさを保ち続けます。
さらに、詳しく見る材料はビニールや紙、布、木質などさまざまな種類があり、色や質感のバリエーションが豊富です。近年では抗菌、耐衝撃、カビ抑制など、さまざまな機能を持たせたものも出てきています。一方で、内装材自体やその接着剤に使用される材料の中には、ホルムアルデヒドをはじめさまざまな化学物質が含まれることがあります。化学物質が原因で、人によっては頭痛や呼吸器疾患などのシックハウス症候群などを起こすおそれがあるため、採用前にしっかりと検討することが必要です。
スモリの家の内装材は、左官職人さんが手仕事で仕上げる塗り壁です。塗り壁の塗材は、珪藻土の約2倍の調湿作用のある材料「シルキーパレット」を使用。カビの繁殖を抑える効果があり、塗装後のにおいもほとんどありません。塗材の下地となる石こうボードも化学物質を吸着・分解するものにこだわっています。加えて塗り壁には、照明の光をやさしくする効果があり、「落ち着く」「ほっとする」家づくりの一端を担っています。なお現在はクロスの品質も安定したため、一部使用を認めています。
さらに、詳しく見るこれまでの木造住宅では、建築時にクレオソート油などの薬剤を現場塗布することで防蟻処理を施してきました。しかし構造材の表面に塗布した場合、薬剤の水分が蒸発する時に薬剤の成分も一緒に揮発してしまうため、その効果は5年ほどであるといわれています。また、湿式加圧注入式で防蟻処理を施すメーカーもありますが、湿式は加圧注入する薬剤を溶かすために水を使用するため、注入前はしっかり含水率を下げた木材であっても、再び水分を含ませてしまうことになります。
スモリの家は、1階外周の柱と、土台、大引に、乾式加圧注入式による防腐防蟻処理が施された集成材を使用しています。加圧注入処理とは、集成材を注薬管と呼ばれる釜に入れ、高い圧力をかけながら防腐防蟻の薬剤を集成材内部に深く浸透させる方法で、特に薬剤を溶かすために水ではなく専用の溶剤を使うため乾式と呼ばれています。加圧注入を施すと、集成材の表面から数cm内部まで薬剤が浸透するので、60年以上の耐久性が期待でき、処理に水を使用しないので集成材の含水率も上がることがありません。
さらに、詳しく見る他メーカーの価格は、低価格帯の家もありますが、一般的な家の価格では坪45~50万円程度が平均です。しかしレンガタイルや陶器瓦を採用する場合はオプションとなり、別途費用がかかる場合があります。また、表示価格は、通常本体工事と洗面・トイレ・システムキッチンなどの費用のみで、運搬費や屋外給排水工事などの付帯工事費は含まれていません。
スモリの家で表示している価格には、本体工事(三州陶器瓦・レンガタイル・塗り壁などを採用)に加えて、洗面・トイレ・システムキッチン・ユニットバス・オール電化設備の他に、付帯工事費(運搬費、屋外給排水工事、仮設費(足場等)、設計・確認申請費、照明・カーテン、網戸・雪止め・足洗い場、エアコン3台)が含まれています。オールインワンプライスに含まれる付帯工事費の費用は約200~270万円です。
さらに、詳しく見る家を建てた後に家のことで気になったことがあった時は、担当営業やコールセンターに電話をかけてサポートを受けるのが一般的。最初にお施主様からアクションを起こさなければ、サポートにつながらないケースもあります。
スモリの家は、長期にわたりお施主様と住まいをお守りするために、「お掃除部隊」として定期的にスモリのスタッフがお宅を訪問し、お掃除のお手伝いをしています。また毎年年末には必ずカレンダーを持って全世帯にご挨拶に伺ったり、夏の台風シーズンには注意喚起のために全世帯に電話を入れたりと、家を建てた後も積極的なおつきあいを継続しています。
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