家を建てる時に、一番大切なこととは何でしょうか。気密性? 災害に耐える構造? それとも見た目の美しさ?
その問いに対して、私たちスモリは、明確に「耐久性」と答えます。
室内の環境を一定に保つには、内断熱や外断熱といった工法があります。スモリの家は、そのどちらでもない「スモリ工法」を採用。
古くから神社仏閣で採用され高い耐久性を発揮してきた真壁(しんかべ)工法と、結露しにくい外断熱工法を発展させることで「高い強度と高気密・高断熱」を実現。丈夫で長持ちする家づくりの根幹となる、スモリ独自の特許工法を導入しています。
柱と筋交いで支えられていることが多い家の強度。しかしスモリの家は、壁全体で支える「面状耐力構造」でどっしりと家を支えています。
その要となるのは、スモリ独自の構造用面材「銀我パネル」を使用していること。柱に溝を掘り、その溝に銀我パネルをはめ込む構造で、柱と柱の間をしっかりと補強。その強さは、当社比で筋交いの約5倍という実験結果が出ています。
柱に溝を掘り、銀我パネルをはめ込むスモリ独自の工法には、さらにもうひとつの工夫が施されています。それは、柱の溝に、タイヤの原料や電線の被覆材となる「特殊なゴム製の気密パッキン」を取り付けていること。
この気密パッキンは、柱に銀我パネルがはめ込まれる部分の気密性を高めるだけでなく、まるで「軟骨」のように衝撃を分散・吸収し、強い地震にもねばり強く耐え抜きます。
スモリの家は、部屋の中だけではなく、内壁と外壁の間や床下、天井上なども、換気システムによって計画的に空気を循環しています。
すみずみまで空気を動かすことによってカビや結露が発生しにくくなり、構造材の寿命を延ばすことができます。また排気の「熱」と「湿気」を給気に伝える全熱交換式のため、換気による熱ロスを抑えています。
平成18年、茨城県つくば市の実験施設において、スモリは阪神大震災級の耐震実験を、実物大建物を使って実施しました。その結果、2度の加震でも瓦1枚落下せず、建物にはほとんど影響がないことが確認されました。
筋交いを必要としないスモリ独自の面状耐力構造や、伝統技法で施工された職人仕事の確かさなど、スモリが真摯に家づくりを行ってきたことが実験を通して実証されました。
スモリの家の礎を築いた須森明社長は、左官職人を経て現在のハウスメーカーを設立しました。その経緯から、いつも私たちスモリのスタッフは、汗を流して最高の家づくりを実現してくれる現場職人さんへの「感謝と敬意」の念を抱いています。
ここでは、豊富な経験で培われた匠の技術を持つ、家づくりの職人の方々をご紹介します。