日本の伝統的な工法を発展させてきた木造軸組工法(在来工法)は、現在も多くのハウスメーカーや工務店で採用されている技術です。この工法では、柱や梁、そして筋交い等で強度を上げて家を支えます。しかし、スモリが考案した「スモリ工法」は、柱と柱の間に挟み込む「銀我パネル」がねばり強く家を支える耐力耐震壁となり、筋交いの必要がない「面で支える構造」となります。
その強さは、筋交いで支える家の約5倍。しかも筋交いのないすっきりした壁面構造なので、断熱材をはじめとするさまざまな建材も、隙間を作らずぴったりと施工することができます。
一般住宅では、さほど強度を求めない「2階天井(小屋裏)」も、スモリの家は銀我パネルを入れガッチリと作ります。面状耐力構造は、床に壁、天井と6面それぞれに強度があり、その強さは、一般的な木造軸組工法の小屋裏の約17倍と言われています。
強固な六面体の上に屋根を乗せるという構造なので、屋根の重みにもビクともしません。
構造材(こうぞうざい)とは、柱・梁・耐力壁など、建物を支える構造体となる材料のこと。スモリの家では、家の強さを維持する重要部分の接合に、ジョイント金物を採用しています。
木を大きく欠損させないので、木本来の強さを最大限生かし、あらゆる方向からの力に威力を発揮します。その強さは、従来の“ホゾ”による接合の約2倍の強さ(当社比)です。
面で支える工法で、設計の自由度は制約されませんか?
スモリの家は躯体(くたい)そのものが頑丈なので、大空間を設けることも可能なため、むしろ設計の自由度が高い家なのです。これまでも多くの注文住宅を建築し、たくさんのお施主様の夢や理想をかたちにしてきました。
(※)躯体とは、建物の主要な構造体や骨組みのこと。基礎や柱、梁や耐力壁を指します。