巨大地震が起きた時、地震に対し単に「柱」を太くし強い構造にしただけでは、弱い部分に力が集中する「しわ寄せ」現象が発生してしまいます。そこでスモリの家では、銀我パネルが挟み込まれる「柱の溝の部分」に、車のフロントガラスにも使われるEPDM製のゴムパッキンを入れ、まるで軟骨のように揺れの衝撃を分散、吸収する構造を開発。この画期的な技術で、特許を取得しました。
柱に設けた溝に挟み込む「EPDM製ゴムパッキン」のメリットは、地震の揺れを分散させるだけにとどまりません。ゴムパッキンの部分に銀我パネルを挟み込むと、気密性が格段にアップする仕組みなのです。EPDM製ゴムは耐老化性、耐候性が高いため、長期に渡りゴムが劣化するということはほとんどありません。
スモリの家が「東北の木」にこだわる理由は何ですか?
スモリの家は、地元の木を地元の家づくりに役立てる「林業の循環」、さらに森の職人さんもお施主様も、全ての人々にとって「しあわせの循環」となる家づくりを目指しています。また、その土地に育った木は、その土地の気候に耐える力があると言われていることも、東北の木で家をつくる大きな理由のひとつです。