調湿作用のある塗り壁は、人と環境にやさしい家づくりを求める人たちの間で注目されている。スモリの家の内壁は塗り壁である。父の跡を継いで左官屋になって30年。作業を見ていたら、あれよあれよという間に部屋の壁一面がきれいに仕上げられていった。なんとも手早い。「経験を積めば誰でもちゃんと塗れるようになる。最終的にはセンスだね」。同じ仕様書を元に作業をしても、刷毛目や模様の付け方など、職人によって仕上がりはちがう。”白い塗り壁”と言葉では一括りに表現されても、同じものは決してないのだ。そこが手作業の魅力なのだと、楽しそうに話す。だからこそ、1棟1棟大事に仕上げているのだとも。
燻し銀の技が冴える
匠の中の匠
淡々と、だが真剣に現場をこなす
寡黙な仕事人
反対されてもこの道を選んだ
心高き二代目
建方の道を極める
たくましき職人
少年の面影が残る風貌に潜む
強い責任感と情熱
信頼を寄せられる熟練の匠
細かい手作業の仕上げは抜群
経験を積むほどに見えてきた
難しさに前向きに取り組む
日焼け?そんなの気にしない
明るい笑顔が現場の潤滑油
状況に対応し完璧な作業を目指す
ロマンチストな一面も
笑顔が素敵な上昇志向の
プロフェッショナル
屋根の上を自在に動く達人は
仕事帰りの1杯が楽しみ
家を化粧するタイル貼り
寸分の隙もなく仕上げる技師
世界にひとつだけの
仕事だから全力で取り組む
高所での細かい作業も
難なくこなす十年選手