ビス釘を1本打つにも、板の表面を少し削ってから打ち込む。そうすることで、ビス釘が抜けにくくなるのだという。施主様にいい家を渡したい。ひたすらそれだけを思って、手間をかけることを決して惜しまない、職人ならではの仕事ぶりである。反対したにも関わらず、息子が今、同じ現場に立つ。最初は複雑だったが、いつか二人で一棟の家を建ててみたいと、いつしかそう思うようになった。長年の現場経験で培われた技や姿勢も、息子のように若い職人たちに伝えていきたい。その想いは、間違いなく次の世代へと受け継がれていくことだろう。
燻し銀の技が冴える
匠の中の匠
淡々と、だが真剣に現場をこなす
寡黙な仕事人
反対されてもこの道を選んだ
心高き二代目
建方の道を極める
たくましき職人
少年の面影が残る風貌に潜む
強い責任感と情熱
信頼を寄せられる熟練の匠
細かい手作業の仕上げは抜群
経験を積むほどに見えてきた
難しさに前向きに取り組む
日焼け?そんなの気にしない
明るい笑顔が現場の潤滑油
状況に対応し完璧な作業を目指す
ロマンチストな一面も
笑顔が素敵な上昇志向の
プロフェッショナル
屋根の上を自在に動く達人は
仕事帰りの1杯が楽しみ
家を化粧するタイル貼り
寸分の隙もなく仕上げる技師
世界にひとつだけの
仕事だから全力で取り組む
高所での細かい作業も
難なくこなす十年選手