屋根は、外壁とともに家の表情を決定づける大切な部分。また、家を雨風から守るガードマンでもある。そのことを肝に銘じながら、現場に立つ。高所での危険を伴うゆえ、一瞬たりとも気を抜くことなく1枚1枚の瓦を丁寧に葺いていく。夏は灼けつくような日差しを直に浴び、冬は厳寒に晒される。決して楽な仕事ではないが、それだけに全体が葺き上がったときの喜びは格別だそうだ。日差しを浴びて煌めく屋根瓦を見上げるとき、彼の胸は誠実にひとつの仕事をやり遂げた者だけが味わえる充足感に満ちていることだろう。
燻し銀の技が冴える
匠の中の匠
淡々と、だが真剣に現場をこなす
寡黙な仕事人
反対されてもこの道を選んだ
心高き二代目
建方の道を極める
たくましき職人
少年の面影が残る風貌に潜む
強い責任感と情熱
信頼を寄せられる熟練の匠
細かい手作業の仕上げは抜群
経験を積むほどに見えてきた
難しさに前向きに取り組む
日焼け?そんなの気にしない
明るい笑顔が現場の潤滑油
状況に対応し完璧な作業を目指す
ロマンチストな一面も
笑顔が素敵な上昇志向の
プロフェッショナル
屋根の上を自在に動く達人は
仕事帰りの1杯が楽しみ
家を化粧するタイル貼り
寸分の隙もなく仕上げる技師
世界にひとつだけの
仕事だから全力で取り組む
高所での細かい作業も
難なくこなす十年選手